古代東海道の駅路をあるく 25
(馬引沢〜連光寺〜関戸渡〜下河原〜宮町(武蔵国府)〜府中の森)
集 合■ 小田急線、京王線 永山駅 駅南側のマクドナルド前(11:30集合)
小田急線 新宿10:51(区準)→代々木上原乗換(多摩急行)→小田急永山11:25
京王線 新宿10:50(準特急)→調布のりかえ→京王永山11:20
新宿11:00(準特急)→調布のりかえ→京王永山11:25
橋本 11:15(急行)→ 京王永山 11:25
コース■ 永山駅〜馬引沢〜連光寺〜〈昼食〉〜関戸渡〜下河原〜宮町(武蔵国府)〜
〜府中の森(街道ルート約9km)
その他■ 雨の場合は延期します。判断がつかない場合は、主催者までご連絡下さい。
《今回の活動について》
前回に引き続き古代東海道を歩きます。永山駅から馬引澤へ戻ってスタートし、連光寺の打越山遺跡を通ったあと、坂を下って多摩丘陵は終わります。その後、関戸渡(関戸橋)で多摩川を渡ります。
古代官道推定コースは、江戸時代の街道とはその性格や趣が異なりますが新しい発見があるはずです。ふるってご参加下さい。
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《参 考》
古代官道:奈良・平安の中央集権国家時代には、都から全国に向けて7つの「官道」が整備されました。約16kmごとに駅家が設けられ、幅員6〜12mの立派な側溝付舗装道路がほぼ一直線の最短距離で各地の国府を結んでいました。従来は記録文書による推定のみでありましたが、近年は各地の発掘等による発見により実態が判明しつつあります。
古代東海道:都から海沿いに関東に至る行政圏で官道の名称でもあります。足柄峠から関東に入り、相模国府(平塚)、武蔵国府(府中)、下総国府(市川)を経て常陸国府(石岡)へ至る道が中期の道筋です。当会では、1999年〜2001年にかけて初期及び後期の古代東海道の一部を歩いていますが、今年は中期のルートを探索することになります。
《沿道案内》
●打越山遺跡:連光寺にある打越山遺跡は、中世道路遺構で幅12メートルの古代道の遺構が確認されている。この遺跡は古代東海道と鎌倉街道早の道が重複している区間と推定される。ただし、現在は山が崩されマンションが建っている。
●関戸渡し:多摩川の渡しの一つで中河原の渡しともいう。昭和12年に関戸橋が完成するまで渡しがあった。
●下河原:下河原の集落は、かつて連光寺(
●大國魂神社:武蔵国の総社であり西暦111年の創祀と伝えられる。645年大化の改新の時、武蔵の国府が社有地内に置かれた。武蔵国中の著名な六つの神社の祭神を併せて祀るところから、江戸時代までは「総社六所宮」の名で呼ばれていた。近世は甲州街道の宿場町として栄えた町だが、その中心となったのが大國魂神社である。