〈旧街道ウォーク330〉
古代東海道の駅路をあるく 23
(海老名国分〜座間(夷参駅)〜相武台〜大沼〜古淵)
集 合■ 海老名駅隣接・ビナウォーク前広場・七重塔(11:00集合)
小田急線 新宿9:56→海老名10:40(快速急行、相模大野のりかえ)
新宿10:00→海老名10:50(急行)
相鉄線 横浜10:11→海老名10:42(急行)
横浜10:20→海老名10:51(急行)
※JR相模線
コース■ 海老名国分〜相模国分寺跡〜入谷<昼食>〜座間(夷参駅)〜相武台〜
〜大沼〜古淵 (街道ルート約12km)
その他■ 雨、雪の場合は延期します。判断がつかない場合は、主催者までご連絡下さい。
《今回の活動について》
今回は古代東海道の続きを歩きます。海老名国分からスタートし、相模国分寺跡を横目に見ながら北へ向かいます。途中、夷参駅の推定地である座間を通り、
古代官道は、江戸時代の街道とはその性格や趣が異なりますが新しい発見があるはずです。ふるってご参加下さい。
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《参 考》
古代官道:奈良・平安の中央集権国家時代には、都から全国に向けて7つの「官道」が整備されました。約16kmごとに駅家が設けられ、幅員6〜12mの立派な側溝付舗装道路がほぼ一直線の最短距離で各地の国府を結んでいました。従来は記録文書による推定のみでありましたが、近年は各地の発掘等による発見により実態が判明しつつあります。
古代東海道:都から海沿いに関東に至る行政圏で官道の名称でもあります。足柄峠から関東に入り、相模国府(平塚)、武蔵国府(府中)、下総国府(市川)を経て常陸国府(石岡)へ至る道が中期の道筋です。当会では、1999年〜2001年にかけて初期及び後期の古代東海道の一部を歩いていますが、今年は中期のルートを探索することになります。
《沿道みどころ》
●相模国分寺跡:国分寺は天平13年(741年)聖武天皇の詔によって国ごとに設置された官寺である。相模国分寺は法隆寺式伽藍配置をもつ大規模なものとして知られており、現在は礎石のみが残る。
●星谷寺:天平年間に建立された県下でも代表的な古刹。坂東三十三観音霊場の第八番札所。星の谷(ほしのや)観音とも呼ばれる。
●夷参(いさま)駅:中期古代東海道の駅家の1つ。
●大沼神社:創建は享保21年(1736)、祭神は市杵島姫命。村の鎮守として古淵の鹿島神社から勧請されたと伝えられ、明治4年大沼神社に改称。