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旧街道ウォーク316


大山街道ウォーク その1 (赤坂〜渋谷〜三軒茶屋)

日 時■ 2007年1月27日(土) 11時〜17時頃

集 合■ 赤坂御門石垣前(ホテルニューオータニ南側国道246号沿)11:00集合

       東京メトロ赤坂見附駅 7番出口(永田町方面に坂を上り左側)
       東京メトロ永田町駅  5番出口(赤坂見附方面に坂を下り右側)
        ※南北線利用の場合は、四谷寄り改札より9番出口が便利

コース■ 赤坂御門〜豊川稲荷〜牛鳴坂(旧道)〜青山〜渋谷駅〜道玄坂〜大坂〜上目黒氷川神社〜大橋〜池尻稲荷神社(旧道)〜三宿〜三軒茶屋(約7km)

その他■ 終了後、三軒茶屋にて新年会を実施よていです。

小雨決行、大雨の場合は翌日(28日(日))に順延します。判断がつかない場合は、主催者までご連絡下さい。

連絡先■ 大竹 亮(旧街道ウォーク代表、NPO全国街道交流会議理事)    
         谷貝 等(今回主催)    

《今回の見どころ》
 今回は、国道246号に沿って歩きます。国道246号は、渋谷までは青山通り、渋谷から多摩川までは玉川通りと呼ばれています。国道246号から離れるのは、赤坂の牛鳴坂、渋谷の宮益坂・道玄坂、大坂、池尻の4区間です。特に赤坂、池尻付近では都心にありながら旧街道の面影が残されています。
 今回の区間では、溜池、渋谷川、目黒川の3本の川を越えます。高低差の大きな坂があり、特に目黒川に下りる大坂は街道中で最もきつい坂と言われています。この坂は国道246号の脇に残されています。

1 赤坂御門:江戸城外郭の見附門として1639年に櫓門が完成し、現在その一部の石垣が残る。
2 豊川稲荷:大山街道南側の大岡越前守下屋敷内に祀られていたものが、現在の位置に移転した。町奉行大岡越前守忠相の功績出世にあやかろうと参詣者が多かった。
3 牛鳴坂:悪路で傾斜がきつく、荷牛が悲鳴を上げるほど困難したことに因む。
4 道玄坂:和田義盛の一族が1215年に年滅亡し、その一族であった大和田道玄らがここで山賊となったことによるといわれている。
5 大坂:道玄坂を登りきった尾根から目黒川に向けて下る急坂で、大山街道最大の難所といわれた。現在は、国道脇に旧道が残されている。
6 上目黒氷川神社:石段の下に大山道の道標が残されている。
7 池尻稲荷神社:旧道区間にあり、境内に薬水の井戸がある。
8 三軒茶屋道標:大山街道の道標が残されている。ここで世田谷方面の旧道と桜新町方面の新道に分かれる。

《参考文献》
芳賀善次郎:『旧鎌倉街道・探索の旅 −中道編−』、さきたま出版会
岩垣顕:『江戸・東京文庫H 歩いて楽しむ 江戸東京旧街道めぐり』、街と暮らし社

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