企 画●旧街道ウォーク315/古代東山道武蔵路の遺構を訪ねて
主 旨●1995年に西国分寺の鉄道学園跡地から、古代道路の遺構
が発掘されました。幅12mの直線道路が南北490mに渡
って確認され、奈良時代の古代東山道・武蔵路(東山道本道
から武蔵国府に至る連絡路)であるとされています。遺構は
現在、都市再生機構の団地内に埋戻し保存され、地上部には
古道をイメージした遊歩道が造られています。
今回は、武蔵国府のあった府中から国分寺跡を経て、鎌倉街
道に至る古代道路の経路を追体験します。
日 時●2006年12月23日(土・祝)13時〜16時頃
集 合●京王線府中駅・北口デッキ上(新宿から特急で19分、頻発)
コース●大国魂神社(参拝)〜参道ケヤキ並木〜都立農高牧場〜府中
刑務所脇〜武蔵国分寺跡〜ハケの道(湧水)〜古代東山道・
武蔵路の保存遺構〜鎌倉街道・上ノ道〜西武線恋ヶ窪駅
(約4キロ)
その他●終了後、忘年会を実施します(国分寺駅付近を予定)
●小雨決行、大雨の場合は翌日(24日)に順延します。
判断が付かない場合には、大竹まで電話下さい。
今回主催●大竹 亮
解 説●古代には畿内を起点に七つの道が全国へ延びていたが、内陸
部を通って関東から東北に至るのが東山道である。武蔵国は
はじめ東山道に所属していたため、支道(武蔵路)で連絡し
たが、後に東海道に所属替えになって、武蔵路は廃止された。
古代道の特色は、国府と国府を最短距離で結ぶことにあり、
一直線に伸びる広幅員の道路は、後代の鎌倉街道や江戸時代
の街道よりもはるかに立派で壮大である。
参考:東山道武蔵路について
鎌倉街道のホームページの付録ですが、非常によくまとまって
います。ぜひご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~ab9t-ymh/touzando-m/touzando1.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ab9t-ymh/touzando-m/tm-flm44.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ab9t-ymh/touzando-m/tm-flm1.html